松尾神社(坂出市)

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 松尾神社

この神社へは、老健五色台より東へ歩いて5分ほどの所に鎮座する

鳥居横に大きな記念碑が2つ(松尾神社参道及び周辺整備事業完成祈念碑と松尾神社由緒)あり、とても目立つ。

特に周辺整備の祈念碑には、この周辺の道路が整備されるまでの苦労が書かれていて、なかなか面白かった。

香川県神社誌に当時の写真が載っているが、現在の様子と比べてみても、拝殿周辺の様子はほとんど変わっていない。



松尾神社由緒(神社記念碑より)
往古この地は棒莽充塞の原野なり。
包末(社を距ること二十二丁許り西北に在り)に居住する者三人あり。
その名曰く半四郎・曰く又四郎・曰く助四郎(今に其地を三開家と云う)
この三人淳素質朴二して只だ産業を興すに志厚く、同心戮力、日々この原野に来たりて開墾せり。
時に夏の頃にて一酔して労を慰せんと思うに、当地僻地にて酒家も無ければ、暫時の熱湯を凌がんと、此処なる都渓に来たり渓水を掬飲し一快を得るに随い其辺にて千睡せり。
夢中に衣冠の老翁来たりて云わく「汝等の勤労を思うに、一杯の酔をも求むるに由なきことを憐れむべし。
今より此の地の米を用い、此の係留を汲みて酒を醸せば、その味 美にして醺酣の快極り無し 之に加うるに健康長寿を得ん」と詔うに
「阿南畏 翁は如何なる御身なるや」と尋ぬれば
「我は都の辺に住みて酒を幸う神なり」と詔う(これ此処を都谷と云う言の本なり)
夢醒めて三人相語るに同夢なりけり、是に於て都の辺に鎮まり玉う酒の幸の神乃ち京都松尾大社の祭神 大山咋命なることが知られて 此処にこの大神を奉齋 酒を醸せしに果して然りとぞ
都谷 今廃涸すと云えども其の名跡猶存せり 其の三人の子孫村中に蕃延せりとの記書存在す。

拝殿と本殿
全景、狛犬
 





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