大野原八幡神社(観音寺市・旧大野原町)
 

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 大野原八幡神社

大野原八幡宮は、大野原小学校の北西隣に鎮座する神社
大野原町の中心部にあり、本殿裏には巨石古墳である、椀貸塚がある。
境内地は広く、北側には、別当寺だった慈雲寺と旧八幡宮がある。
昔は、寺社の建物を寺子屋(学校)として利用することが多く、東側の大野原小学校も境内の一部だったのかもしれない。

由緒によれば、九世紀頃にはこの椀貸塚に応神宮が祀られていたという。
この神社内の応神社は、讃岐延喜式内二十四社の一社、於神社といわれている。
応神社は、中姫八幡神社に所属し、大野原八幡神社内に、飛び地として鎮座する。

御由緒(神社配付資料)
往古を偲ばせる椀貸塚・平塚・角塚の三大巨石墳や条里制遺跡などから古代社会の大野原は燧灘文化圏の中心的存在として発展していたと思われます。
ここに、里人は椀貸塚を奥津城として、太子殿と称えて地主神を祀り、崇め奉っていました。
西讃府誌に「応神祠ハ椀貸穴ノ上ニアリ、一説ニ式内ナル於(うえの)神社是ナリトイヘリ」とあることから、九世紀ころには、墳上に鎮座され、応神宮として祀られるなど、その縁起は悠遠の昔に起因していると考えられます。
その後、大野原は久しく荒廃していましたが、京都鹿ヶ谷で大名貸しをしていた平田与一左衛門正重が丸亀藩主山崎甲斐守家治の許可を得て、寛永二〇年(一六四三)開墾事業を始めました。
工事着手に当たり「一夜霊夢に感じ一宮一刹を建立せり。大野原村八幡宮及慈雲寺是なり」(三豊郡史)とあります。
宮文書に応神宮屋根葺替とか、修築等の記録があることから、最初は応神宮を祀っていたと思われます。
その後開墾が軌道にのるにつれて、馬場を拡張したり、鳥居を建立したりして、里人の信仰が次第に深まっていきました。やがて、京都から平田家が一家を挙げてこの地へ移り、神社奉齋の業も本格化しました。
宮文書によれば、三代平田源助正清は京都石清水八幡宮より、誉田別命(応神天皇)を勧請、外二神を祭神として、元禄六年(一六九三)大野原正八幡宮として本社、幣殿、拝殿を建立しました。以後役五〇年毎に午前宮を行い、宝永六年(一七〇九)秋の大祭には、御輿三台・だんじり四台・獅子・鉄砲五挺・長刀・慈雲寺別当二〇〇余名の大行列で神事が行われたと古記録に残されています。

拝殿と本殿

御由緒(境内案内板)
往古を忍ばせる椀貸塚・平塚・角塚の三大巨石墳や条里制遺跡などから古代社会の大野原は、燧灘文化圏の中心的存在として発展し、里人は椀貸塚を奥津城として、太子殿と称えて地主神を祀っていました。
宮文書によれば、九世紀頃には応神宮として祀られ、その後、大野原開基平田家三代源助正清が京都石清水八幡宮より、誉田別命を勧請、外二神を祭神として、元禄六年(一六九三)に本社・幣殿・拝殿を建立し大野原正八幡宮の基が整いました。
宝永六年(一七〇九)秋の大祭から神幸祭が行われ、御興三台、だんじり四台、獅子、鉄砲五挺、長刀、慈雲寺別当寺二百余名の大行列で神事が行われました。
以後約五十年毎に御遷宮を行い今日に至っています。
※旧八幡宮

大野原八幡神社本殿(境内案内)
当社は正保二年に現在の西隣に創建され、弘化四年現在地に社殿を再建した。
本殿は桁行一間、梁間一間の一間社入母屋造で一間の向拝をつけ、その上に軒唐破風がつき、さらに身屋に三角形の千鳥破風をつけた華麗でしかも一間社にしては屋根面積の大きい本殿である。
組物を三手先とするも珍しく、しかも妻飾りは虹梁太瓶束笈形をつけた豪華そのものの装飾を施して、年代明確な十九世紀の神社本殿の一形式を示している貴重な存在である。
又、棟札も(附)指定とする。

 狛犬と拝殿前

随神門(境内案内)
前方両脇の間に随神像をおいているところから随神門と言われ、造りは三間一戸八脚門である。
柱は中央二本が円柱、他は角柱とした正規の造りであり、中央の柱間の間隔と脇の柱間の間隔の比は二対一となっておりひきしまった感じがする。
円柱状には大斗肘木をおき、中備にふさわしい簡素なつくりとなっている。
二重虹梁太瓶束の妻飾り、木鼻や組物は江戸中期の時代にふさわしい絵様彫刻が施されている。
弘化四年の屋根替修理(棟札による)や昭和四十年の一部修理が行われているが当初の姿を残しており、年代の明確な随神門として県内でも貴重な存在である。

 大野原天満宮

史跡 椀貸塚
椀貸塚は、周りに壕をめぐらした(現在は埋めている)大円墳で我が国古墳の特色を示すものである。羨門は南向きの横穴石室で巨岩(推定三五トン)をもって築いてある。石室の構築から見て、椀貸塚が最も古く玄室は巨岩を五段に積み重(つめ石を使用)天井石四枚でおおっている。玄室の高さは三つの古墳中で最も高い。後期古墳と考えられる。

 椀貸塚(わんかしづか)
 


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