明神原遺跡
 

 明神原遺跡

明神原遺跡は、讃岐干ばつの時、国守菅原道真が雨を祈ったのはこの地とされて、
延喜式内神社の城山神社は昔はここにあったと伝えられています。
大きな石がゴロゴロしていて、朝早くとか夕方1人で行くとちょと怖い感じがするところです。
今は車で簡単に行く事ができますが、昔は寂しいところだったんでしょうね。
私のように歩いて行くと、城山温泉から歩いて30分ぐらいで到着です。
ここまで登ってきたら、近くに城山城跡にもよるとよいでしょう。
途中にいくつか古墳があるので下りてみるのもいけど、ハチには注意して下さい。
城山神社から直接ここまで行けるようですが、道が分からなくなり途中で引き返しています。

菅原道真と雨乞い
菅原道真というと太宰府が有名ですが、国史として讃岐(香川)に4年間赴任していました。
数年前まで赴任していた国史の紀夏井は、業績も上げ良国司として慕われていて、比較もされたでしょうから、この地での赴任は、色々な意味でかなりつらい時期だったと想像できます。  
讃岐での道真の最も有名な話は、大干ばつから民を救うために、城山山頂で命をかけて雨を祈願し6日後に雨を降らし、民は喜びのあまり念仏を唱えて踊り狂ったとあります
自分なら山頂で「よっしゃー」と雨に濡れながらガッツポーズしてるところです。
そのため、讃岐では祈雨の神として祀られる事もあります。
※紀夏井は、讃岐各地で水源の確保に力を入れ、民の蔵は穀物で一杯になったとあります。

史跡城山 明神原遺跡(案内板より)
ここ城山の東南に突出するこの山は明神原と呼ばれ、山頂の南側に鳥帽子岩といわれる巨石を正面に、その南左右に巨石がならび立ち中央は階段状に見える平坦空地がある。
古代、農業によって、村造りが行われた頃部落を見下す山頂の巨石・大木を憑代として、天より降臨する神霊を招き迎えて豊饒を祈る祭祀が行われたが、この明神原の巨石群はその配置から守を迎え祭祀を行う磐境であり、烏帽子岩は神霊の憑りつく磐座と考えられる。
伝えによりれば、仁和四年讃岐旱魃の時、国主菅原道真公が城山神に雨を祈ったのはここであり、延喜式内社城山神社は、もとこの地に祈られいたと云う。
また城山築城後はその守護神として祭祈されたと考えられ古代祭祀研究上貴重な遺跡である。
昭和五十一年十月
明神原